海紀亜    た
            海紀亜    
            こゆびびび    悶々と 悩む頭に かかるモヤ おそらく答えを 見たくないのだ
            さくら大根    頑張るをやめると決めたはずなのに毎日言ってるガンバレ、ワタシ
            恋子    秋めけばそこはかとなくわびしさの遊ぶゆびさきしなびた乳房
            御影    夏の下(もと) 響き合っては満ち溢る生の、もしくは死の匂いたち
            平見翠玉    無くしたものを探しに行こうきっと何処かで見つかるはず
            平見翠玉    心を寄せれば死者は共にあり聞けなかったことを追い求め
            恋子    語彙さえも疲れ果てたか夏バテのわがままだけが熱き吐息を
            澄水    尚一つこの生涯は迷いの世繋がれた者南無阿弥陀仏
            サルトビ    