
た


秋扇あそびにしようと気遣ったあなたは詐欺師恋のペテン師

下の名に 「さん」づけして呼ぶ わがつまに 気づけばずっと そう呼ばれてた

乱れつつ誰が為の秋の夕ため息つけば吐息の乱れ

植え込みに置かれた塵取り掬うものなければ希望を掬って下さい

埋め込みに置かれた塵取り掬うものなければ希望を掬って下さい

「またね」から「久しぶり」まで君んちの食品ロスが増えたらいいな

独裁者批判したとて所詮歌変わることなくますます憎し

なにもない おかねも、あたまも、みためさえ ゆいいつもってた、わたしをわたす
