ない

始発への階段登るその足で諦められない夢へ乗り込む

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麻衣

誤魔化して生きるしかない葬式に向かう車内でツムツムをする

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Tokari

風鈴は自らの音に酔いしれて風もないのに揺れてるようだ

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みゆきち

新しく吸うためならばため息も悪いものではないかもしれぬ

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Tokari

頬ついて窓辺にかかり外を見る何気ない日々ささやかな日々

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だいだい

三万歩あるいた夜にぼんやりと身体の中に私がいない

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めるへん

使わない物が並んだ食器棚 捨てれば良いに中々出来ぬ

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めるへん

生きるとは?答えの出ない自問した。死なないことだと幼き頃は

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平見翠玉

眼鏡外すとイイねと言われ眼鏡の者は居ないと言われた昔

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平見翠玉

変わり果てても明けない夜はなし故郷は優しく迎えてくれる

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