パパ猫

憧れのマドンナはなぜか僕の手を選んでくれてそっと握って

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澄水

窓の灯にやって来る虫守宮(やもり)喰ふ食べられようとしているような

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澄水

裏口の戸を開けた所拾いたる唐辛子かな赤さが沁みる

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澄水

飛行機が墜落しそうになる度に荷物も捨ててスチュワーデスも

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除草剤悲しくなるほど嫌われて枯れてなお立つ雑草の茎

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jack

授かりて 育てる親の 知るべきは 我はなんにも 育児を知らず

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パパ猫

ひまわりが二本部屋にあるだけでなんだか夏だうれしくもなり

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上原美樹。

鬼籍へと 向かう彼方に なたねつゆ わが恋とわに 置き去りのまま

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麻衣

最善を選び続けてここにきただからとっても仕方がないの

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麻衣

儚さを知っていたので最善の愛をあげたよだからさよなら

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