パパ猫

花びらがビニール傘に貼り付いて味気ない傘かわいい感じ

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パパ猫

音もなく朝は流れて来るものを鳥はさえずり来るを知らせる

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和泉

今はまだ 心に忍ばす 我が想ひ 桜が如き 儚さはなし

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謙二

鞄にしまう携帯に期待に満ちる前の足元申し訳なくまだ降りません

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謙二

筏なす花も知らずに寄せられて鴨も知らずに自由曲線

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澄水

私くしの右の頬にはピリオドが打ってあるからそんな覚悟で(大きな黒子はピリオド)

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澄水

釈尊の弟子であるなら墓いらぬ直葬願う骨まで焼いて

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澄水

窓の露小さな粒であるけれどみんな笑っているような朝

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光る君

満開の ソメイヨシノを羨めど 蕾は硬し 八重桜かな

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恋子

衣替え仮面新たに春仕様少しおバカな天然模様

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