パパ猫

濁流が警戒水位超えたがる ここで泣いたらダメなのだ

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花農家

鶯が 得意気に鳴く 朝迎え 心穏やかなりて合掌

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中原鼠栞

「意味のないことなど無い」とは言えない。見出し、見出されるものだから。

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雨風に打たれてもなお 咲いている あの花のよう 強くなりたい

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澄水

美しい月子月輪菩薩なり月の光の南無阿弥陀仏

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恋子

ゆらゆらと恋もかげろうはかなくて夢のごとくにひと夜の契り

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めるへん

熱い内早く食べなと勧めるは拷問ですよ 猫舌の我

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寒梅

成長といえば聞こえは良いけれど それは進化ではなく老化

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寒梅

止まってるそんな僕らを嘲笑ってる

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パパ猫

見えずともこの水溜まり どれほどの命うごめく 小さな海だ

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