恋子 な
恋子
ふくすけ 予期しえぬ事態も起こる年度末 春のせいではないのだけれど
立華愛 浅ましく 露干る頬に 歩み寄る 日がな一日 心離れじ
澄水 綿飴が大きくなって萎んだり雲見ておれば自由な心
澄水 ‹さむい雲がいそぐ›の句に魅せられて自由律俳人なりしわれ
パパ猫 どうしても捕まえられない言葉ならそのままでおくいつかこの手に
夢じゃろか なぁカモメ漁りするなら沖へ行けバケツの魚じゃ腕が鈍るぞ
立華愛 明くるひも 結ぶ詩文に 繋がれて あいひかれあい 切れることなし
中原鼠栞 人間は何かを捨てて軽くなる わかっているさ。かくなるうえは
むらさき式部 