サルトビ な
サルトビ
パパ猫 人間はダイヤじゃないよビー玉さ 傷は付きもの味にもなるさ
満月しじま 義父となる人のためロックグラスを吟味する君 もうまぶしいね
満月しじま もし都市が水に没していたのならきっとぼくたち出逢わなかった
満月しじま 傷つけて傷つけられて心臓の正確な位置知るとか嫌だ
満月しじま 不合格という書式で作られた無言の刃物 もう襲うなよ
満月しじま 蹲ることは罪ではないけれど立ち上がらねば烏が嗤う
満月しじま そばにいることだけが愛じゃあないと教えてくれた紙の住人
満月しじま 絞首するように私を後ろからあなたはいつも抱きしめますね
満月しじま 