
な


すごく不安でも正体が掴めない 止まると増幅怖いけど動こう

「そのほつれ直してあげる」と言われても君の命は払えないかも

真っ直ぐにその深淵を覗いても覗き返して貰えなかった

野の花よ 知られず咲いて 散る花よ 斯くありたいと あなたに想う 156

ロウソクに背中を向けて去っていくあどけなかった少女のヒール

老いてなお たわわに実る柿の木よ 枝を広げて どうぞと与う

なんとなく やる気が出ない 出ないなあ そろそろ行かなきゃ 行かなきゃなのに

気まぐれな秋の天気のわがままは猫の目に似てはた目をかけず
