は

森　翡翠

まばゆさは虚構の海に嵌め込みぬ対峙さすべきうつつも知らず

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森　翡翠
晴希

いつだって自分を追い詰めようとするそんな覚悟はできないくせに

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晴希
サルトビ

孫と来て 波間に跳ねる 飛び魚の 姿眩しき はしゃぐ声聞く

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サルトビ
めるへん

「非常時はあわてず指示に従って」非常口さすマークは走る

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めるへん
恋子

秋雨のわがままきまま小ぬか雨その気にさせて恋は恥じらい

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恋子
平見翠玉

バケットとカフェオレ並べてもパリジェンヌにはなれぬ純和風

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平見翠玉
平見翠玉

薔薇は無口だけれど私に微笑む棘があるから距離を保つ

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平見翠玉
澄水

いと高く紫苑は咲けりヘブライのことを思わす紫の花

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澄水
すあまラテ

直感は未来の君からメッセージ掴んで付いてこ君を導く

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すあまラテ
恋子

秋霖に恋はのたうつそぼ濡れてただのひと夜は儚きものと

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恋子
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