ちゆ

パソコンと睨めっこする君の手にそっと移していく36度5分(ろくどごぶ) ⁡

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ちゆ

間違いに間違いを重ね続けたミルフィーユそつなくたいらげる

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ちゆ

純真な少女のように頷いてかき抱かれる我のちぐはぐ

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ちゆ

俺からの愛は汚らわしいのかと問うセフレ 吾の相似と悟る

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ちゆ

「またひとつ賢くなったな」と抱かれもっぱら君の女をしてる

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ちゆ

少しだけ深さをはかりかねている 代品として抱かれてる夜

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ちゆ

ほっこりと半分こした焼き芋の君に食まれる方を見ている

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ちゆ

ゴミくずがゴミ箱をゴミ箱にする 宝箱にもなりえたはずの

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ちゆ

くれぐえも愛していると言うことの独りよがりを忘れないでね

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ちゆ

抱きたいと告げられていていらんとこドラマティックになるな晩秋

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