カンナ

薄く透け空の青さを伝えてる閉じた瞼に届いた光

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カンナ

あなたよりマシな不幸に安堵するどうせ自由にはなれないけれど

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中原鼠栞

後ろから時間が迫る前に壁もうつかれたな癒しが欲しい

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うしめ

ドクダミの下に真っ赤な蛇苺なにか起きそう手を引っ込める

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ケタクマの父

パラッドよ君に想いを届けてよ そばで笑って頑張る俺に

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新井きわ(kiwa)

スカートをばるーん、ばるーんと膨らませ駆け寄る私は春の運び屋

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パパ猫

本当は猫に生まれるはずだった手違いあっていまだ馴染めず

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麻衣

待ち合わせできる権利を失ってもう偶然に頼るしかない

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パパ猫

見えるもの見ずして見えないものを見るそんな恋こそピュアであるかも

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澄水

マスタードトマトキュウリにチーズかなサンドウィッチも夏めいている

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