る

パパ猫

重かった闇が薄れていくようで朝が生まれる微かな予感

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パパ猫
恋子

くちびるを合わせてほしいとこみ上げる不純な純潔おぼこの脱走

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恋子
ゆりさか

さざ波と歓声 大玉すいか 跳ねる赤

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ゆりさか
平見翠玉

異なる様々な色の糸を織り込んでいく詩を詠んでいく

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平見翠玉
澄水

何時だって神に仏に月子にも救われている南無阿弥陀仏

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澄水
焼芋

めくるめく 日々に聞こゆる

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焼芋
パパ猫

幼子の元気な姿に囲まれて立派なクスノキ満ち足りている

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パパ猫
パパ猫

墓碑銘を何度もなぞり続けてる君とつながる僕の指先

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パパ猫
恋子

ためらえば溜息だけがたわいなくやるせなさのみ恋を抱き寄せ

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恋子
恋子

うたたねの歌はうたかた鵜のように飲んでは吐いて何ぞ操る

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恋子
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