る

うしめ

夕暮れにうだる暑さは和らぎて初鳴き聞こゆ「カナカナカナ」と

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うしめ
みゆきち

キッチンで子といんげんの筋を取るゆっくりゆっくり時が流れる

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みゆきち
みゆきち

穫れたてのトウモロコシの朝ごはん黄色い元気をお腹に貯める

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みゆきち
澄水

うたたねの専用機なるファーウェイさん使命果たした永遠に眠れよ

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澄水
澄水

沈みゆく夜半の満月月の傘生かされている守られている

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澄水
澄水

愚鈍さん諸行無常を覚りたる白いタオルが汚れるを見て

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澄水
澄水

食物の連鎖に頂点などは無く人間食べるウイルスも有り

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澄水
澄水

窓の虫屋守は食べる次々と虫は集まる食べられるため

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澄水
澄水

睡蓮にやって来る虫蛙喰ふ命与えて虫蛙花

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澄水
たまねぎ畑子

干からびて空まわりする定めから命からがら逃げてきたから

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たまねぎ畑子
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