る

風

ぐずぐずとハッキリしない空模様降るなら振れよといつぞやの声

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風
さくら大根

ひょっこりと塀の上から覗いてる青紫の背高のっぽ

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さくら大根
パパ猫

繁華街を大型モールは建物に 古い町から人を吸い盗る

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パパ猫
サルトビ

我こそと 生涯青春 謳ったが やはり気力は 弱りけるかな

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サルトビ
サルトビ

思い切り ホームに来たけど 意外にも 姥捨山だと 言われる辛さ

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サルトビ
澄水

夏の朝風を集めて彼方へと送り届ける涼やかであれ

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澄水
澄水

称うれば神が仏が満ちてくる天上天下唯我独悪

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澄水
澄水

ニヒリズムアナーキズムの極地から‹信›へと開く全てが見える

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澄水
めるへん

歪みたる顔の映りしスプーンは我の心の自画像だろう

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めるへん
Hama

横なぐりの 雨に視界 さえぎられ 鼓動のごとく 振れるワイパー

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Hama
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