まちこ バス
まちこ
鈴木ベルキ 今日というステージ終えてそれぞれのロックンロールを運ぶ終バス
CHONO でかいバスがカーブミラーに映ってて それなりの覚悟を持っていく
入瀬 渡さない手紙に封をするようにスクールバスの窓をなぞった
鈴木ベルキ 乗客が自分だけしかいない日のバスは小さな王国となる
甘森太一 俯いた君の隣でいつまでも寄り添うノンステバスになりたい
長いケーキ 眺めるは 青空でなく 青光 通勤バスは まるで護送車
かたつむり またどこか私の知らない生活で回送バスのライトが揺れる
茶熊さえこ さむいよぉさむいよぉってバス待ちのこころにとまるあめのすいようび
塩本抄 