澄水

秋の雨雨音に耳澄ませれば心落ち着く一日となり

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平見翠玉

甘夏なら良かっただろうか一糸纏わぬ私を食べておくれ

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平見翠玉

この街の夜景は明日へまた一歩踏み出す力へ繋がっている

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サルトビ

我が息子 旅の疲れか 喉痛め 孫と一緒に 我が家で寝込む

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澄水

十二時の紫苑十二の花弁で季節は巡る一廻りして

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澄水

公園の坂道上る彼岸花紅と白とが一緒に咲いて

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パパ猫

迎えれば送る寂しさつのる盆 いつも一緒でいいはずなのに

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恋子

今日の日は菊一輪を卓の花軍歌を聴いて昭和の酒を

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パパ猫

交響曲 一年かかる演奏の 第三楽章 告げるティンパニ

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御影

慈しみ 愛してあげる 惜しみなく 私の一部でいる間だけ

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