澄水

一心に念仏称え短歌詠む此処は浄土で我は澄水

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澄水

人生を生き抜くために短歌詠む最後の一首詠むその日まで

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恋子

薄ものに羽織る一枚秋と知る夜ごと燃えれど秋を知る朝

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行雲流水 破調編

一人寝の 寂しい夜は 待ちぼうけ コウコウコウと 小夜千鳥、鳴く 134

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恋子

徳利に一輪活けて酔芙蓉手酌も嬉し少し華めく

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晴希

初めての一つのいいねついた時届かなかった声が届いた

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澄水

出来ること九月の風が吹いてきてたった一つの石を磨けり

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澄水

高原に一面咲いたコスモスの遠近法で君が微笑む

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恋子

秋の鬱嘘で固めた一片の詩白を着こなす堕天使の恋

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行雲流水 破調編

何気ない その一言が 気づかずに 傷つけている 両刃の言葉 131

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