茶々丸

令月の一般参賀のバルコニーはにかみながら手を振る皇女

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パパ猫

君と僕どんなに遠く離れても照る月ひとつ一緒に眺める

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澄水

念仏も自他合一の境地なり南無阿弥陀仏これでいいのだ

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恋子

雑踏のひとみな皆の偉く見えむすびの一個を食う資格はと

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光る君

小一時間 糸を垂らして君を待つ おかずに君を妻と猫が待つ

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澄水

楽園は何時だって此処君といる今を生きてく二人一緒に

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パパ猫

心とは何て自由なものなのか一瞬で行ける何時でも何処でも

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澄水

靴下を脱げば素足で一日がやっと終わってほっとしている

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めるへん

大谷になれる確率八十億分の一 めるへんになるも同

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恋子

菖蒲湯に薔薇一輪を添えて君湯船に二人恋もあふれて

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