澄水

春めいて朧月夜の松陰に一人佇み背伸びするなり

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花農家

一通の 手紙で越えた 四半世紀 離れた距離と近づく気持ちと

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はるるあお

なぜか今サザンを一人聴いている今かかっているのは はっぴいえんど

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八山

世の中の真理に一番近いはず寝る猫というかたちした猫

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澄水

カウンセラー重労働で一日中話を聴けばもうへろへろで

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はるるあお

瘦せているシシャモのほうが不憫にて先に箸つけ一人晩酌

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たくぽん

瀬戸沿いの 河津桜に 吹く風に 春の気配の 一輪二輪

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はるるあお

百年を走り続ける人生のたった一秒先も分からぬ

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はるるあお

星なんて腐るくらいにあるけれどその一つひとつ 生きているんだ

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はるるあお

唯一の被爆国から願うのはウクライナには悲劇無いこと

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