一

梅鶏

どこまでも運んでくれる一冊の短編集のような自転車

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梅鶏
バルバロイ

イチローさん仰木氏とあわねばそこそこにいい選手の鈴木一朗さん

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バルバロイ
澄水

水仙を見ることも無く一冬が過ぎてゆきけり心には咲く

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澄水
澄水

ボトルには澄んだ水あり一杯のどんな形にも入り従うか

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澄水
バルバロイ

一円を笑う者は一円に泣くそれをケチる者はそれに泣く

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バルバロイ
島崎ふじむら

歯科医から「痛いとこあれば手を上げて」にあげれば「動くな！」と一喝され

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島崎ふじむら
島崎ふじむら

短歌には静か・一点・日常・描写などがあると好かれる

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島崎ふじむら
澄水

真冬の夜星一つ見ゆそれだけで報われた気す星の金貨で

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澄水
澄水

茜空残る木枯し街角で一番星を君と見つけた

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澄水
澄水

寒くなり北風吹いて一人聴くキャロルキングの「君の友達」

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澄水
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