太田春雄 光
太田春雄
ちたん あなたの目 光の宿る きれいな目 私の目には 毒でしかない
海紀亜 こんなこといけないのにね目からはなれてゆく水はみじかく光る
ゆりみや 月光が道に落ちている 踏むとパリンと音がした ああ、甘い
まちこ 矢継ぎ早に生まれる詩情発光する孤独に傷つきながら生きてる
夏近 光る星見つけた後に来る波の暗さ冷たさこの上もなく
熱海に行きたい 讃美歌が光となりて降り注ぎ心を洗う日曜の朝
クルクルバニー 泡沫の 泡も静かに 光るもの 光の中で 虹色を見せ
クルクルバニー 暗き世に 天から降る キリストの 光が見える すべての人に
クルクルバニー 