恋子

溜息に鐘はひとつの愚痴自慢恋はこそこそ逃げ出し嗤い

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パパ猫

生きてればゴミは出るもの仕方なしチクリと痛いゴミ収集日

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澄水

独り酒ほろりほろりと酔いゆけば昔のことぞ思い出される

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澄水

油菜の黄色く咲いて東には白い月出る赤い日沈む

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あずき

溢れ出す五七をどうにも止められず汚してしまってごめんなさい

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パパ猫

どうしても心が寂しい夜ならば幼き頃の思い出撫でて

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北純一郎

花吹雪井の中の蛙春を知るさあ書を捨て街に出よう

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あずき

泣くことが出来ないもののため代わりに泣いてそれを曲にし私は詩を

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みゆきち

捨ててから使いどころを見出して SDGsと断捨離の境目

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恋子

つむぐ糸君はもやいの恋の舟漕ぎ出せ春のおなごの舟を

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