
分


自然とは思慮分別をまじえずに自力を捨ててはからわぬ事(第十六条)

念仏は学問せねば分からないそんなものとはまるで違うと(嘆異抄 十二条)

運命の分かれ道なりみぎひだり朽ちた道標天を指しおり

造ったのは人間である長城は分断の壁いま観光地

入社して 20年目で やっとこさ 浮いていたのは 自分と気付く

振り返れば分かれ道は何度もあった自分で選んだいまこの道を

転職とブランクだらけの履歴書の「自分の長所」欄が書けない

悪人は自分の悪を懺悔(さんげ)して弥陀を‹信›じるゆえ往生す(第三条)
