パパ猫

道端の名も知らぬ花のひたむきさ自分をよく見せようともせず

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恋子

うしろ指さされて初夏の風揺るぎ我をかき分け振り向けば病み

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澄水

ハルキスト「風の歌を聴け」十八回読んで分かった人皆死ぬと

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うしめ

ずぶずぶと雨降る中にぼんやりとガラスに映る自分を見てる

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めるへん

蜜蜂がブンブンぎゅうぎゅう植え込みに 分蜂騒ぎも一日でケリ

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澄水

惜しみなく与える事を約束す自分を捨てて与えるのが愛

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すあまラテ

愛不足自分が誰より埋められる自分を愛せる自分に気づいて

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澄水

イエスさま貧しき者は幸いと今のキリスト教国は何故(マックスウェーバー 読んでも分からん)

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海紀亜

ほんとうは虚しい恋だと分かってる 未来が無いとわかってるのに

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澄水

世の仕事自分の‹信›をやってないだからつまらぬブルシットジョブ

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