君

高校教師

並んで歩いた下り坂のような画面の中の君の「サヨナラ」

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高校教師
とき

私の知る君の一部に恋をしたすべてを知ったら愛してしまう

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とき
りか

携帯の 小さな画面に 独り言 猫背の君と 隣の私

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りか
羹鱠

照る日さへ 何にかはせん 陽炎の 心燃ゆるは 君への思ひ

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羹鱠
鈴しろ

金平糖　散らばり粟立つ　明け方のサイレンと遊び　君滲みゆく

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鈴しろ
梅鶏

もう君のものでもいいよ眠る子が夏の木陰を離さずにいる

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梅鶏
敷島

誰にも見せられぬ物真似受け止めてくれる君の耳よ　ロバの耳！

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敷島
だいだい

私にも聴かせて欲しいその歌を君の左のイヤホンをくれ

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だいだい
藤瀬こうたろー

敗者たる君の心中如何ばかり慰めさえもかける言葉は

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藤瀬こうたろー
敷島羊狗

やがてくる春を知らない君のもと束の間羽根を休め居る冬

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敷島羊狗
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