平見翠玉

この道は何処まで続くのだろう君と歩きたかった

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私の楽園

煙くさい 夏の思い出 洗濯し 日焼けした顔と 生意気になった君

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内藤 めあ

君と手を繋ぎたくて伸ばした手 拳となって花火と消えつる

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内藤 めあ

丁寧に着付けし浴衣夜されば 跡形もなく乱れて君と

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成瀬つよたろう

AIに愛を教えてあげたくて端末を抱きしめて寝る君

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成瀬つよたろう

キッチンにいる君は歓声と花火の音が楽しいと言う

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成瀬つよたろう

夕立に食べ損なったバーベキューかぶりつきたい君のふともも

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恋子

指先に君を感じてぬくもりを恋にまみれてしばし快感

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澄水

瞳には丸い満月映りたる心の中の君と観ている

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うしめ

戻りたい過去なんて無い投げ遣りな言葉を拾い君にぶつける

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