たぴ岡

雪が降る空を見上げて思い出す君との記憶はいつも雪の日

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一色凛夏

身に覚えある悔しさだ僕はまだ君の言葉でこんなに泣ける

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桜並木

君からのLINEの返事を待つ時の横隔膜の縮む感覚

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かも

鏡みて毛玉がなんだか似合ってて君の意見をききたくなって

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たぴ岡

「死にたいね」君の言葉が僕を刺す 頷いたのにどうして僕は

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今紺しだ

もし君が僕の痛みに泣くならば皆の痛みに泣いてくれるか

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CHONO

君んちの壁の一部はカステラをレンガ代わりに使っているね

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ほのふわり

やわらかな君の寝息に世界中すべての風が憧れている

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だいだい

まだ君は守られたいの 岩陰に潜むウサギの背はまるはだか

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一色凛夏

速すぎる連写の音がしてスマホ構えて笑う君の仕業だ

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