満月しじま

簡単にガラスが割れることもある我を貫く君の一言

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満月しじま

梅干しが嫌いと言った君よ吾がセロリ嫌いと覚えているか

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満月しじま

まさか君、わたしの腕の細ささえ知らないまんま去るというのか

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満月しじま

そんな顔するなと君が笑ってる 「嬉しくて泣くならいいでしょう?」

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満月しじま

肩の触れあう距離にいる君と吾のあわいに壁はなにもないはず

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ふゆねこ

君のこと嫌いじゃないけど今だけは離れて歩く熱帯の街

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平見翠玉

君の澄んだ瞳が語り君の心確かめたくて夕焼けに問う

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澄水

幾つもの新月越えて君といる満つる欠くるも君と一緒に

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澄水

幾つもの新月越えて君といる満つる

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澄水

もりあがる雲よ遥かに青い海汐の匂いの君がいた夏

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