梅鶏

盆を過ぎ秋めく風の確かさですべての庭に来る季重なり

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まちこ

夏の海あなたに告げるさよならが寄せては返す波のいたづら

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みどり

この夏も 酷暑なれども 病床に あると不思議と 創作意欲が増す

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みどり

晩食の準備しながら 名画家の 絵を思い浮かべる 晩夏の夕暮れ

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優花凛

ふと見せた貴方の本性垣間見て我にかえりし 夏の終わりに

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まちこ

愛なんてただの言葉と思ってたあなたに出会うこの夏までは

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まちこ

初恋のあなたを思い返すときそっと取り出す銀色夏生

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まちこ

初恋のあなたを思い返すときそっそ取り出す銀色夏生

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雨露

風鈴がちりりひらりと揺れている じわり汗ばむ夏の日の午後

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熱海に行きたい

きらきらと騒ぐ緑にうるさいと言うかのような夏の太陽

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