恋子

微笑みが謎かけしてる夜祭の鎮守の森に恋の言霊

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パパ猫

月夜なら川で泳ごう鮎となり君の銀鱗とても綺麗だ

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恋子

散歩道坂を下れば初夏の風昨夜の老いの仕草のうれし

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恋子

ひと夜だけおぼこゆかたの夏祭り恋を探せば鼻緒が文句

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平見翠玉

泣いても地球は廻る辛く悲しい夜でもいつかは明ける

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うたちゃん

気がつけば遠い夜空にキラキラと 希望に満ちた若かった頃

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澄水

満月はどっちに出てる落ち掛かる月子と二人眺める夜明け

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澄水

吾妹と夢で又逢ふ月子さん夏の夜の夢なまめかしさよ

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うたちゃん

月明かりだけの世界が好きだから このままでいい夜に馴染んで

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パパ猫

言い訳を並べて易きに流れゆく舟の舵取る満月の夜

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