麻衣

喧嘩してひとり眠りにつく夜に髪から君の匂いが香る

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麻衣

かわいいと言って欲しくて痩せたのに気楽にいけよと笑われた夜

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澄水

春の夜の寒さの残るうちにとぞ石を磨きて心にしまふ

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恋子

片道の切符の夢路の春遊びひと夜の恋の謎のときめき

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上原美樹。

昼と夜 本物は どちらのあなた どちらでも 好きに変わりは ないけれど 確かめたいほど たまに別人

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上原美樹。

夜明け前 ガラス窓に ほおをつけ 低く響く 音を感じて

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澄水

半月が夜空に浮かび見ていても何も知らない白河夜舟

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澄水

背伸びして口づける君抱きしめて春の夜更けて時のまにまに

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澄水

落ちて来た天使浮かんでいる夜ははぐれた人の事思い出す

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澄水

明けの星たとえ消え去る定めでも時代先駆け夜明け導く

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