甘森太一

本当のわたくしを知るぬばたまの夜の楽天市場のパンダ

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屋根の雪ポツリと融けて脈動のようだ リズムが濡れる真夜中

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しろとも

片隅でひとり遊んでる児のように でたらめな歌で夜を越えたい

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秋吉諄

終わらない歌を唄おう 長い夜の底を撫でればそこから朝焼け

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甘森太一

満月のような光に飛び込んだ級友だけを思い出す夜

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スーパーカーみたいに星が流れたね 夜の端へとわたしは向かう

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朝和

夢をみる夜空に消えぬ三日月と睡魔に食べられなくなる私

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秋吉諄

やさしさに厳しい人が泣いているベッドルームポップを聴く夜

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塩本抄

寝る前にきみが生まれた日のことを語れば夜はやわらかな藍

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茶熊さえこ

夜ふかしの鐘の音ぼーん すこし経ち まだすこしあり 瞬をつかまえる

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