行雲流水 破調編 大
行雲流水 破調編
あさ 大木の若葉のそよぎ我が肩に君が肩にも匂いて触れぬ
平見翠玉 土を耕し土と暮らしていく大空の下大地と共に
パパ猫 幼き日家族と暮らしたアパートは何処に行ったか大きな道路
パパ猫 夏空の海にひたひた流れ込む真水の秋の静かな大河
こゆびびび 大慌て すっぽんぽんで 殺虫剤 撒いたは良いが ここからどうする
平見翠玉 大空に鴉と鳶諍いて己のテリトリー侵すなかれ
恋子 ちゃっかりと大きな秋のふところに小さくなった夏が逃げ込んだ
すあまラテ もうそんなちゃんとしなくて大丈夫どんなワタシも守っていくから
行雲流水 破調編 