中原鼠栞

針筵生きる術なく宵空は トタンの陰に潜み待つ明日(あす)

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中原鼠栞

雪月花越えて僕らは泡になる 電車を待った ひたすらずっと

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澄水

お隣の薔薇が咲いたよ見に行くよ花はいつでも待っててくれる

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澄水

人のいぬ椅子だけあって人が居ぬ座って欲しい椅子は待ってる

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恋子

いじわるとささやいてみたならぬ恋にわか女優は待つ身を尽くし

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澄水

明けの星小さな光瞬いて夜明けは近い朝日待ってる

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澄水

宵越しの命も持たぬ我なれど春近づくは待ち遠しくて

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無冠の低脳

笑えるね果報は寝て待てそうしても何も訪れず気づけば永眠

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無冠の低脳

成功は成り上がるより人のしくじり待つ方が俺にはお似合い

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純次

「コラ待てと」犯人追うデカに何だかなぁ従うアホはどこにも居ない

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