凪海

劣等感覚えたことのないような人 心から信用できないなと思う

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千吉

明日は雪心底冷える夜独りそう安易と春は来ないな

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甘森太一

心地よい疲労と父の運転と後部座席のリクライニング

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千吉

横並び乙女心は春原宿其処も彼処も横一列だ

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梅鶏

)泣くまいと決めた私の心臓の近くでずっと滲んだ名札

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夜々代

淋しさは心ゆくまで泳がせる僕の服のボタンはとれそう

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夜々代

月の中うさぎのダンス僕は今地下鉄内で心踊らす

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千吉

純白の心尽くしか首都の雪早く早くを消してくれたよ

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千吉

四角さがマスクとなった毎日に丸い心が息苦しくて

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羹鱠

雲隠れ 祈りて待つも 心憂し 無くて叶はじ 文の清月

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