パパ猫 日
パパ猫
満月しじま ねぇ花よ明日はステキな男性に逢えるだろうか逢えぬだろうか
花農家 猛暑日が続いてもう無理暑気払い飲兵衛どものただの言い訳
天国は遠いね 食パンと たまごとウインナー 朝ご飯 毎週日曜 午前八時の
パパ猫 猛暑日に草木も虫も動物も耐えているだろ知恵を尽くして
サルトビ 元妻に あと四日ねと 言われしが 何とも言えぬ 別れかな
パパ猫 猛暑の日ふいに聞こえた蝉の声 何ためらうかすぐに鳴きやみ
恋子 日傘さし絹のハンカチうなじへと抑えるゆびの夏を艶じ
Hama 笑い合える たわいもない日常が かけがえのない 日々の記憶
サルトビ 