桑田諦命

月一で 飲み会開く 遥々と やって来る子に 小遣い用意

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カレンダー六月迎え紫陽花の写真鮮やか予定書き込む

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澄水

傘差してくれたのは月子さん雨に降られてずぶ濡れの僕

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澄水

「お早う」の挨拶をする今日も又何時も心に月子さん居る

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澄水

梅雨入りの雨降りつづく蒸し暑さ月子と二人ラジオ聴いてる

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二人静

月見草黄昏時に咲き揃う名付けた人の風雅を思う

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パパ猫

できるなら毎月一度会いに来て 君の言葉を胸に墓参り

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澄水

死なないで月子を胸に生きている他は要らない南無阿弥陀仏

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みゆきち

こういうのも遣らずの雨って言うのかな月曜の朝空を見上げる

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カンナ

精巧な影絵にも似た夜木立登ってゆく月あいだに透かして

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