晴架

あちこちに兎がいたな月極がもし南極の仲間だったら

0
入瀬

コンビニを出れば三日月 これまでの話にまぜた嘘の比率だ

0
てる

愛憂獲をなんか知らんが呟いて月蝕の日の麦酒月色

0
袴田朱夏

スプーンを入れれば月じゃなくなって夜のわたしをゆるしてプリン

0
袴田朱夏

衛星が月という名を持ったときキスや風にも名前が付いた

0
未分類

霜月に一輪残す紫陽花に だからなんだよ!悪態の朝

0
Coutarus ONAI

肩車する児は「つき」へ行けと言う今を逃せば行けないだろう

0
Coutarus ONAI

ウイルスに負けてもいいよ十字架の赤いネオンは月へ触れそう

0
御茶ノ水 啓太郎

たえだえにかかれる峰の雲間よりほのけくいづる待宵の月

1
高田月光

月光の夜は大きな黒ねこの背中みたいに海がかがやく

1