朝

恋子

今日の風昨日の匂いが遅れて来朝の紅茶葉くるくる踊る

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恋子
恋子

鐘が鳴る声明響く山門の座して朝粥座して無限

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恋子
恋子

朝日浴び春をさえずる雀の子親は砂浴びさて次の恋

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恋子
光る君

朝ぼらけ猫の声にて覚醒す恋の鞘当て春の賑わい

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光る君
絶滅主婦

休日の朝から全員外出し今日の私は半日自由

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絶滅主婦
恋子

朝帰る猫が窓打つ傷だらけ入れば飯とほんまに恋か

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恋子
Mラビット

果てしなく遠い未来の夢をみる二人の景色朝焼けの海

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Mラビット
澄水

雨の朝「月の光」を聴きければ雨と月との物語なる

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澄水
ヤスロウ

早朝に 雨音聴いて 澱(おり)流す 球体の中 沁(し)みわたる声

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ヤスロウ
平見翠玉

陽は昇り陽は沈む介護の明けぬ夜はなし朝は必ず来るよ

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平見翠玉
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