藤瀬こうたろー

陽はいまだ名残りの暑さ運べども秋の深まる雨しんしんと

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屁の河童

失恋の涙は頬をつたうのに心に深く沁みるのはなぜ

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優花凛

疲れてた私の心に君の声 深く染み込み癒されていく

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中田満帆

水色の水充ちたればささやかな宴をともす深夜の酒席

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宮本なぐり

いつまでもこの深淵に浸れたら君の痛みも傷も無視して

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まちこ

ときめきに罪の匂いが漂えば深夜零時までのシンデレラ

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凪海

噛むという行為は鶏の照り焼きとりんごに深く歯を入れて泣く

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クルクルバニー

愛されず 理解もされぬ 行いを こっそり隠す 用心深さ

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クルクルバニー

深いよな 浅ましいよな 人生は たった一日 たった一人

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銀河

父の背を母の笑顔を見て育ち深呼吸する都会の空に

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