恋子

たとえれば恋は漁火妖しくて炎の艶の魅せて誘い

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澄水

月星も海へと沈む浜辺にて焚火しながら夜を過ごしけり

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澄水

へうへうとして水を飲む山頭火這いつくばって清水飲むなり

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りょう

習・金の写真を踏める火で燃やすこれも「表現の不自由展」に

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はるるあお

手を握り見つめ合うだけ若かりし我が灯火は今も変わらじ

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Mラビット

漆黒に火力発電所の炎火 帰路につくただ想いは続く

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恋子

めんどうな恋のひとつをかたづけて言霊死んで火の玉飛んだ

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澄水

ジャンキーを神に鍛えるロープウェイ火だるまになり昇りきりたり

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澄水

西行の跡を追いたる山頭火ついて行きたい気持ちだけでも

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澄水

旅すれば山頭火には友がいる助けてくれる呑ませてくれる

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