満月しじま

心から生まれこぼれるものだから涙は詩だよ 我慢しないで

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うしめ

現場にて切れっぱしが生まれ出て厄介者のレッテル貼らる

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茶々丸

山爺の伝説聞かぬ男とは生きる全てが子供ではなし

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恋子

鳴く蝉にカラスも遠目夏木立訳など問わずそれぞれを生き

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澄水

八日目の蟬は鳴きたり一心に生死を越えて只一心に

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澄水

刈られても生えて花咲く萩の花生死を越えて実を結びけり

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澄水

贈与する生死を越えて贈与する南無阿弥陀仏を贈与するなり

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満月しじま

人生が物語ならば君、それに音楽をつけたくはないか

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満月しじま

その方はいつも心に燃え盛る炎を抱いて生きていました

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満月しじま

「生きているうちに忘れることなんてできるでしょうか。いえ、できません」

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