恋子

ひたすらにわき目もふらずおさな恋おとなを知ってなんだか不思議

0
澄水

夏となる土佐の高知の握り鮨茗荷が一つ乗っているなり

0
澄水

きんぽうげ山頭火の句名を知りて出逢いながらもすれ違ってた

0
澄水

あちこちで出逢いながらも名を知らぬ黄色い花よ金鳳花かな

0
澄水

意地悪がボスに成る世の下らなさ諸行無常を思い知るべし

0
寒梅

くすんでく僕の世界に種をまく 知っているのは君の夢幻

1
澄水

お月さまお地蔵さまと今晩は人に知られず挨拶してる

0
パパ猫

歩き来る夫人は歩を止めうつむいた三秒の理由を知りたくもあり

0
恋子

あんただれ野の花に訊くお名前に紙誌で知る路端Aです

0
パパ猫

万葉の詠み人知らずは愛詠う額田も晶子もそしてあなたも

0