ぷるる

青空が 梅雨の合間に かおを出す 曇ったこころ ちょっぴり晴れる

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花農家

満たされぬ 心と身体 もてあまし 傘もささずに 梅雨空の下

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みゆきち

梅雨空があの子の顔に見えるのに何もできずにこまねいている

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平見翠玉

青く済んだ空誰のものでもなし私の心は私のもの

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めるへん

夏の夜の空に翼を広げたる白鳥向かうはアンドロメダか

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みゆきち

梅雨空に今つかの間の陽の差して空になないろ人もナナイロ

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宵闇

空に吐く唾は自分に向かうため雨にまかせたほうがいいのよ

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雨露

気だるさに伏して甘える昼下がり 烟る鈍色曇天の空

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澄水

空港の灯り点滅黄と緑最終便がもうすぐ離陸

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みゆきち

みそひとの音に秘めたるこの想い 届け届けと夜空に投げる

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