hagu

宵明けの つめたい空気を呑み込んで 熱の抜けない街まで走る快速

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Hama

入道雲 空一面に張り出すも 秋に押されて 勢いもなく

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恋子

ああいやだ別れたはずの着信音空耳なのにまだ追っかけてる

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恋子

あなたへの恋に詰めたい秋心ピュアなんですが秋の空かも

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晴希

なんとなく明るい空に目を凝らし見えない星を見ようとしても

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晴希

眠れずに迎えた朝の空気吸いどの時間より好きだと知った

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平見翠玉

見上げれば汝も見上ぐる青空へ飛行機雲の一直線

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澄水

人生は三文オペラ空騒ぎ短歌信心以外は全て

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澄水

暁の空鳥たちも今日生きる羽根繕って飛び立ってゆく

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サルトビ

電話魔の 腹が空いたと 掛けまくる ケアマネ苦労 思い出される

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