パパ猫

初めての駅で降りればエトランゼさまよう風に吹かれて歩く

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上原美樹。

風に乗り 色とりどりの 唐衣 雅楽響かせ 少女ら 舞えよ

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パパ猫

朝焼けに五分のさんぽ秋の風ほほを撫でれば生きる幸せ

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恋子

今の世の侘びは謝罪で寂は錆び風立つ秋の風情悲しむ

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さくら大根

心地よい風に吹かれて舞い落ちる木の葉一命(いちまい)秋の足音

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恋子

そよぐ葉にここにも秋か風を読む目には未だも耳をそばだて

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めるへん

川風を纏いてほとり歩みなば愁いの滲む夕陽が山に

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mare

膠着し熱さ渦巻く球場に 一陣の風 その一閃で

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恋子

夜は秋虫は草葉に恋探しだるき風吹く膝抱くだるさ

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恋子

裏町の暖簾の揺れて昼下がり団扇の風の妖しき匂い

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