満月しじま

春風に桜に雲雀おぼろ月 吾だけを雪に置き去りにして

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パパ猫

ひまわりの丘の向こうは青い海 陸風吹いて二人追い越し

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澄水

梅雨明けて涼しい風が入る朝ボサノバ聴いてぼんやりしてる

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茶々丸

小野一族藤原氏より神秘的 道風(とうふう) 篁(たかむら) 小野小町

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恋子

ブラスの音揃いだしたね夏木立緑風聴けば指揮棒踊る

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パパ猫

風来れば梢は揺れる順々に緑の渚さざ波の鳴る

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鈴木ベルキ

あっちむいてほいを無限にせがまれて風呂の波まで暮れゆく夕べ

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さくら大根

雪降れば山頂からの空っ風雨や嵐も山は見ている

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晃 塔一

しめる風きたりて人が死ぬように蝶とならぶと朝雨である

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パパ猫

扇風機 昔と変わらず健気なり 昭和の風の懐かしく吹く

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