風

澄水

朝風が頬撫でて行く梅雨晴れ間夏雲探す水色の空

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澄水
中原鼠栞

頬舐む微風よ夜の湿り気よ夏の緑をカンバスに塗る

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中原鼠栞
澄水

長身で男前だが粗忽者そんな風しか思えない我(茂さん)

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澄水
パパ猫

うだる日の風の代役まかせてと洗濯物を揺らす室外機

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パパ猫
みゆきち

畑仕事終えて水風呂　ビール手にきゅうりにお味噌これぞごちそう

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みゆきち
中原鼠栞

夏風邪に溺るる三十八度二分硝子を撫でる生ぬるい風

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中原鼠栞
中原鼠栞

夏風邪に弱る三半規管だけ。白色光の虫を増やした

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中原鼠栞
ちゆ

ふるさとの風の匂いに似て⁡ ⁡強く抱き締めあったあの人の髪⁡

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ちゆ
ちゆ

⁡ほっぺたをふわりと撫でていく風を君と思って泣かせてほしい⁡

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ちゆ
ちゆ

調子よく風に吹かれているような午後が一生となれあなたの

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ちゆ
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