澄水

風呂に入り糸瓜のたわしごしごしと洗えば足の裏さえ白く

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めるへん

青田風吹く中つばめ颯爽と散歩のわれに元気をくれる

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めるへん

清々し若葉風吹くはずだった戸惑う我に熱き風吹く

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さくら大根

五七五指折り数え通う道花鳥風月空を見上げて

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うしめ

山裾に金星かかる散歩道こたえ出ぬまま夜風に吹かる

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平見翠玉

夕陽の美しさよ頬撫でる風の心地良さ身体で感じ

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みゆきち

午前五時夏の畑の世話をする 大地と雨と風と光と

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さくら大根

紫の文目の便り待ちわびて立ち尽くす葉を風に揺らして

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澄水

青田吹く風に吹かれて眺むるは瑞穂の国の稲のさざ波

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パパ猫

木漏れ日の落ちる小道に風吹けば光と影がころころ遊ぶ

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